アズミLv.51の雑記帳

北海道在住アラフィフ転勤族夫婦の雑記、車中泊&温泉、miffyの話など書いています

温泉の話_弟子屈町「KKRかわゆ」

転勤が決まったということで「もうしばらく来られないだろうから再度行っておきたい温泉」に行くことにしました。

まずは夫と結婚する前、多分2015年ぐらいに一度泊まりに来たことがある川湯温泉

我が家から車を走らせて1時間ほどで到着です。

実は結構近いのにあまり来てなかったな…

 

町の排水溝の至る所から湯気が出て硫黄臭が漂っております。

温泉街として栄えていた頃はとうに過ぎていたので廃墟になっていたホテルがいくつか見られたのですが、今回久々に訪れてさらに増えたような気がする…

川湯温泉の日帰り入浴といえば川湯公衆浴場さんだと思うのですが、経営権が変わる&改修のため昨年11月より今年のGW時期まで休業中だそうです。

リニューアルなので閉館ではありませんがやっぱり冬という季節感も相まってちょっと寂しい気がしますよね。

 

というわけで他に営業している川湯温泉のホテルで日帰り入浴を検索すると…

以前このブログでも紹介した「ホテル開紘」さんを除くと3軒ほど。

その中でも入浴料が一番安いKKRかわゆさんにお邪魔します。

なかなかきれいな温泉宿

入口前。「かけ流し」…温泉好きにはたまらない一言

www.kkr.or.jp

HPはKKR共通のHPの中にあるKKRかわゆのページです。

単独のHPはないようですね。

KKRは国家公務員の保養施設ではありますがそれ以外の人でも問題なく利用できます。

じゃらんでも予約できるぐらいだからね…

入口入ってすぐ左のロビーにはお子様コーナーも

宿泊のチェックインが15時からで、日帰り入浴は13時からの営業なので13時ごろお邪魔するとゆっくり入れるかもしれません。

実際フロントに行ったときは全然人がいなくてすんなり受付完了です。

入口右はレストラン。その奥がフロント&階段

入浴料は大人600円、子供300円、幼児150円(最近値上がりしたらしい)。

日帰り入浴客はココで靴をスリッパに履き替えます。

フロント前でこういうことする施設って珍しいな…盗難防止にはよさそう。

フロントの向かい側に貴重品BOXがありますが脱衣所の前にもあるのでどちらかで利用するのがベター。

ちなみに脱衣所内はカゴのみで鍵付きロッカーはありません。

階段の左側にあるお土産コーナー

階段側から見たロビー。北海道の書物、文庫本や漫画も読める

新聞、観光雑誌も常備

川湯温泉自体はそこまで栄えていないので必然的に温泉施設内でのんびり休養することになると思われますが、何もないとつまらないという人はいますからね。

道東方面の観光客の人がほとんどでしょうから、道内の雑誌や本がたくさんあるのはいいことです。

公衆電話コーナーだったと思われる場所が電子レンジのスペースになっているのも歴史を感じますね…

本棚の右側に浴場迄の通路があります

こちらの施設の温泉は地下になっていますが実際には段差があるところに建っているだけで地下ではありません。

足の不自由な方でも楽に行けるようにエレベーターもあるので安心。

とはいえ一応健康体なので階段で降りるとエレベーターの出口前に出ます。

エレベーターの出口から見た通路

階段にも通路にも随所に手すりがあるのが嬉しいですね。

通路右側にコインランドリー

湯治に来ている方もいるのでしょう、コインランドリー完備です。

通路に貼ってある川湯温泉の生い立ち

脱衣所向かいの貴重品ロッカー&冷水機

脱衣所内に冷水は置いていないので湯上りの冷水はここでしか飲めないのですが、イスがない。

休憩所がないので少なくともエレベーター前のソファ迄行かなくてはいけません。

この辺にもう少しイス置いてくれても良いと思うんだけどなあ。

(ちなみに脱衣所内にも洗面台の椅子2脚だけ。長椅子などはない)

脱衣所前。暖簾をくぐるとスリッパ用下駄箱&クリップがある

夫と1時間後に待ち合わせ、ということでそれぞれの暖簾をくぐります。

スリッパを棚に入れて中に入ると引き戸が正面と左に2つ…脱衣所どっち??

特に記載はなかったのですが、正面は開きませんでした。

脱衣所は入って右だったようです。

カゴは棚に18個、その他積みあがっているカゴもあったので混雑時はそっちを使った方が他の人と距離はとれそうですね。

洗面台は3つ(洗顔フォームあり)、ドライヤー2つ。ベビーベッドも完備されています。

浴室に入ると洗い場が5つぐらい、シャンプーリンス、ボディソープ完備。

浴槽は1つ。左側に露天風呂があります。

じゃらんKKRかわゆのページから拝借いたしました。ありがとうございます

男性なら3人…女性なら4人ぐらいでいっぱいというところでしょうか。

屋根が付いているので雪が降っていても入れます。

(ただしこの浴槽の上のみ。浴室から出てこの浴槽に入る数メートルは屋根なし)

浴室内の浴槽はちょっと温度高めですが露天風呂の温度はそれほどでもなく適温かと。

冬なので浴槽から出たり入ったりしていると寒さが気持ちいいぐらいでしばらく入っていられます。

私が入っている時70歳前後と見られる奥様が入って来られ、ちょっとお話をしました。

奈良県から仲間4人で北海道の中でも観光客が少なめな道東に撮影旅行をしに来たとのこと。

昨日釧路に着いて今日は川湯、明日は紋別に向かいガリンコ号(流氷砕氷船)に乗るとおっしゃっていました。

天然の丹頂鶴が見られたと楽しそうに話してくれてこちらも嬉しくなりました。

…ワタシ3年間こっちに暮らしてきたけど天然の鶴見られたの1回しかないもんな… orz

それにしても鶴って見たい人多いのかな。

結婚前に一人旅していた長崎で地元の方と話した時「北海道一度行ってみたいのよね。鶴が見てみたくて。」って言われたことがあるのです。

めでたい縁起物にでも出会えた気持ちになるのかもしれませんね。

私も北海道外に住んだことないのに46年ぐらい鶴見たことなかったから気持ちはわかるけど、時代は鶴よりシマエナガだと思っていましたよ…

(ちなみに生まれて初めて見た鶴は阿寒国際ツルセンターの鶴)←天然じゃない

 

奥様は数十年前に一度こちらの施設に来たことがあったらしく、露天風呂はとてもきれいになっていて嬉しいと話していました。

ただ足元が滑りそうなのに露天風呂には手すりが全くないのがちょっと怖いわね、とのこと。

確かに廊下や階段には手すりがたくさんあるのに、段差が結構ある露天風呂には手すりがないんですよね…

お年を召したお客様のためにもこの辺は何か対応して戴きたいところです。

 

1時間後、冷水を持ってロビーに向かうと赤い顔をしてくつろいでいる夫がいました。

川湯温泉が誇るph1.8の強酸性泉で顔が痛いそうです。

(男性特有なのか浴槽に入ると必ず温泉で顔をバシャバシャやるらしい)

皮膚はさておき、やっぱり温泉自体はとても良く全然汗が引かない暖まるお湯でした。

今後はなかなか来られなくなるのが惜しい…

 

 

 

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