札幌方面から274号線を走り長沼・栗山方面に向かうといつも気になっている蕎麦屋さんがありました。
駐車場にはいつもたくさんの車が停まっているんですよね。
夫は仕事の出張の際に何度か行ったことがあるらしく、それなり美味しいよ~と聞いていたのでいつか行ってみたいと思っていましたが…
今回お邪魔したのは「そば天国 松乃家 総本店」です。
元々こちらのお店が目的で車を走らせましたが混んでいたらまた次の機会に…と思っていました。
通りかかった時はちょうどお昼時を過ぎた頃で車も少なかったので空いていると思い入店!
5組ぐらいのお客様がいましたが小上がりは空いていたので小上がりに通して戴きました。
店内やHPを見ると2階も席なんですね。
それなら駐車場の混み具合も納得、「広いから入れないことはないだろう」と考え近所の方は行っちゃうんでしょうか。
4階は展望室になっているようで行きたいときはスタッフさんに声をかける必要があるみたいです。
(体力を優先したヘタレは行きませんでした)
小上がりは6人掛けで全て掘りごたつ。
HPを見ると昔は座敷席だったようですが座りやすくなっていますね。
注文が決まったらボタン押して呼ぶスタイルらしく、まずは「商い帳」を見せて頂きます。
ちなみにHPにはきれいなメニュー表が画像&PDFで掲載されているので、画像が見えづらい部分に関してはそちらでご確認ください。
クロレラ入り更科系「藪そば」…釧路でしか食べられないんだ~知らなかった。
もうそんな季節か…舞茸美味しいよねー。
でも今回は「天ぷら…ってほどじゃないかな」と夫の判断もありスルー。
9月とはいえ暑かったので温度に関しては冷そば一択でしたね。
それにしてもメニューが結構多い。
盛りの量だけでメニューが違うお店も結構あるけどこちらはセットメニューや味の変化にも富んでいます。
こちらもメニュー内容が豊富ですね。
覚えるの大変そう…(でも伝票は手書きだったような)
色んな好みの人と来ても必ず食べたいもの見つかりそうだけど、逆にこれだけあったら決められなくてかなり悩んじゃいそう。
お子様メニューにミッフィーの食器を使っているところはポイント高い(個人的に)。
蕎麦があまり好きじゃないお子さんのためにもお蕎麦がないメニューもあるのは嬉しいですね。
お持ち帰りメニューも実際お店で食べるときのメニューとお値段が一緒なんですよね。
持ち帰り容器代をが必要なお店も多い中、頑張っていると思いました。
辞典というかお店の歴史が書かれておりました。
オーダーを待つ間お店のことを少しでも知ってもらおうというお店の広告&配慮ですね。
さてお蕎麦が到着しましたよ。
まずは夫が頼んだ「利作じっちゃん」が来ました。
三段せいろの商品名に先代の名前が使われているそうです。
夫は2段ぐらいは食べられそう・もう1段はどっちが食べてもいいように、と3段にしてくれました。
ちなみに「もりせいろ(1段)」が600円。3段頼めばちょっと安くなってますね。
そして私が頼んだのは鴨せいろ。
1段のせいろを見ると…結構少ないな(笑)
ちなみにちょっと寄ってみると、これぐらいの盛りの高さです。
調べるとせいろ1段でだいたい120~130gぐらいということで、うどんやラーメンが1人前150gぐらいと考えると確かに少なく感じますね。
女性やご年配、あとお酒を飲みながら食べることもある蕎麦の文化を考えるとこれぐらいが丁度いいのかもしれません。
(足りなかったら大盛りやせいろの段を増やせばいいだけの話)
更科そばということもありつるつるの食感。
蕎麦本来の風味は弱い気がするけどその分つるつる&細くて少し食べ応えのある食感の良さが堪能できます。
つけ汁はそこまで濃くなかった(もちろん蕎麦湯もくれるけど最初からほしいと思うほど濃くはない)。
鴨って結構脂分が多いんだけどその辺はあまり感じませんでした。
脂分が多いとご年配の方に嫌われちゃうから…と配慮されているのかもしれません。
全体的に上品な味に仕上がっていて、これは人気が出るな~と思いました。
ただ鴨せいろは麺を大もり(もしくはせいろ1段追加)にした方がベター…1段だと物足りない orz
とはいえとても美味しかったです、ごちそうさまでした!
お店の外には庭園があり、HPによると令和4年に完成したばかりなんですね。
「こんなスペースがあるなら駐車場にしろ」だなんて無粋なことは言わず満車の時は大人しく第2駐車場に停めましょう。
忙しい時間帯はお店前の路肩に停めたり誘導員さんがいるぐらいの人気店ですから、これからもお店の魅力を守り美味しいお蕎麦を提供していってもらいたいです。
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