今さらなんですが芦別は「あしべつ」と読みます。
北海道民なら特に難読漢字・地名ではありませんが、普通に読める漢字だとしても道外の方なら「地域独特の読み方があるのでは?」と思ってしまいますよね。
今まであまり気にせず書いてきたのですが、今後は気付いたときにはフリガナを書こうと思います。
枚方をひらかたと読むことを知ったのも40代だったしな… orz
それはさておき、前日滝川の道の駅で車中泊をして夜が明けましたよ。
外を歩く子供さんの「うわっ!なんだこれー、きもーい!」という声で目が覚めました。
外を見てみると…やっぱり数は減っても外壁や路面には奴がいますよね。
(奴→前回に続き夏の風物詩Ga)
タイヤでつぶされている個体もあるので子供さんが声を上げたのはコレのせいでしょう。
好き好んで潰したわけじゃなく避けるのが大変なぐらい路面にパラパラいるんですよ…
もちろんもう夜が明けているので動きは遅く、羽をバタバタさせていても飛ぶことはないので避けられますが声を上げたくなる子供さんの気持ちはわかります。
道の駅から即退散し(すみません、後日ゆっくり来ます)、近くのスーパーで買い物をしてから夫の母方親族の墓地に向かいます。
とある炭鉱の町だった某市に入ると奴はほとんどいなくなってくれました。良かった…
もうお盆も終わっていたので人なんていないだろう…と思いきや、数組の参拝者がいらっしゃいました。
親戚の墓に着くと夫が「墓の周りだけでも草むしりしたい」と言って車に道具を取りに戻ってしまいます。
その間一人お墓の前で待っていると「あんた、〇〇さんとこの子かい?」と奥の方から歩いてきた男性のご老人に声をかけられました。
親族ですが直属は自分ではなく今車から戻ってくる夫なんです、と話すとどうやら夫の祖父のいとこにあたる方でした(後で分かった)。
「もうここには誰も住んでいないから我が家の墓は3年ほど前に札幌に移してしまい墓じまいしたんだけど、今日はたまたま来てみたんだ」とのこと。
自分の家のお墓はなくなっても、親戚の墓はあるから様子を見に来たってことですね。
その後夫が車から戻り、互いの親族の話をちょっとしていましたよ。
「墓じまいして本来ここには用がない」「祖父のいとこ」と「お盆でもない日に」偶然会って互いの関係性を紹介しあったり親族の近況を報告するって、長い人生でそうそうない日だったろうな。
それにしても、やはり小さな町特有の田舎あるあるというか…
集落の中に親戚や知り合いが収まっていて、どこかで繋がっているんですよね。
例えば
・〇〇さんちの
・△△(関係性。兄弟姉妹、いとこ、勤務先…等)の
・◇◇(さらに関係性。息子・娘、同じ学年、先輩後輩…等)の
・✕✕(名前もしくはさらに関係性が入る)が~
というと大抵話が通じる。
実際、後で夫が夫母に電話でこの時のことを話すと「ああ☆☆さんちの人かい?」と話が通じてしまうのです。
夫の実家もこんな感じで、両隣町ぐらいまではこれで話が通じてしまう。
これは夫家が本家という立場らしいから親族のことに関しては他のご家庭より強い絆があるのかもしれないけど。
(本州にある歴史の古い家系の「本家」とは全く別物だと思いますけどね)
結婚当初はこれにすごく驚いたなあ…私の実家、こういうの全然なかったので。
自分のいとこならまだしも親のいとこでも「…ハァ」で終わりそう orz
実際親のいとこに会ったことがないわ。
さて墓参りが終わったところで。芦別と言えば「ガタタン」。
ガタタンの詳細はこちらにお任せするとして
(とろみのある塩ラーメンだと思ってもらえれば分かりやすいかと)
要するにラーメンを食べることになり道の駅へ向かいますよ。
ガタタンより石窯ピザの方が目立っていますが、ピザはどこでも食べられるので(失礼)1階のピザより2階のレストランへ向かいます。
お昼時だったので館内は結構人がいて撮影できなくてすみません。
満席のようで入口前で名前を書き、メニューを見ていると5分ほどで呼ばれました。
名前を呼ばれ食券を購入・カウンターに出すように言われます。
夫はガタタンラーメン、私はガタタンとミニチャーハンをオーダーし中に入ります。
↓レストランに関してはこちらをご覧ください↓
しばらく待っていると番号で呼ばれます。
美味しそうなランチが到着です。
ミニチャーハンの値段を失念しました、すみません。
もちろん「ガタタンチャーハン」というあんかけチャーハンのようなメニューもあるのですが、そこまでごはんいらなかったので…
しかも「ミニチャーハンセット」というセットメニューもあるのに「ガタタン」とのセットがない。
というわけで単品です。でもこれが正解、丁度いい量でした。
どちらにもついている小皿は濃い目のスープで「味が物足りない場合は足してお召し上がりください」とカウンターで渡されました。
正直別にいりませんでしたよ。十分味ついてます。
とろみが効いてて熱かったです!ごちそうさまでした。
母方親族の墓参りって結婚すると行かなくなるものかな…と思っていたのですが、父だけが自分のルーツではありませんからね。
どちらも大事な祖先です。
今後もどちらの実家でもお墓参りを続けていきたいですね。
…夫の転勤次第だけど…
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