アズミLv.50の雑記帳

北海道在住アラフィフ転勤族夫婦の雑記、車中泊&温泉、miffyの話など書いています

温泉の話_小清水町「原生亭温泉」

ちょっと前に小清水町「小清水温泉ふれあいセンター」のブログを書いたとき小清水町の温泉は2つという話をしましたが、もう一つがこちらの「原生亭温泉」さんです。

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入口前。夜だったので入口前だけですみません

HPは見つかりませんでした。

Googleで検索掛けるといろんなブログのページが出てきますが、公式HPというのは小清水町商工会議所のHPのようで具体的な説明は載っていませんでした。

詳細を調べたいときはGoogleで検索した方が最近の情報が分かると思います。

数年前のブログを読むと「民宿・原生亭」という記載もあり、以前は宿泊できたようですが今は日帰り温泉だけのようです。

 

入口正面に車を停め、いざ。

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入口入ってすぐ左のカウンター。来た時に人がいるのを見たことがない

入口を開けると従業員スペースにランプがつくシステムになっており、お客様が来ると

奥からご主人が出てきてくれます。

カウンター向かい側にある靴箱に靴を入れ、入浴料を払い中に入ります。

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入口右側。階段は2階の前でふさがっている

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階段向かい側にあるショーケース

ハチの巣や虫さんなどの標本があるので遠目に写すだけにしておきました。

手作りのものなどもあるのでちょっとこだわりは見えません。

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入口正面から奥に入ったところ。ここで待ち合わせているご夫婦が多いです

画像右奥から浴室へ向かいます。

女性トイレ・男性トイレを過ぎると男性浴室・女性浴室の順に並んでいます。

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奥が女湯。去年夏までは突き当たりが窓だった

去年の夏改装が行われ、男性トイレが廊下からも男性脱衣所からも行けるようになりました。

脱衣所からトイレに行けないのはマズイと保健所かどっかからの指導が入ったらしいです。

以前トイレは廊下からしか行けなかったのですが、男性トイレは元々あったトイレをドアでつなげて、女性は脱衣所にトイレを増設しました。

突き当たりの部分に女性トイレが増設されたので、突き当たりの窓はなくなってしまったのです。

 

さて脱衣所に入ります。誰もいなくて貸切でした!

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左のドアが入口。真ん中が増設されたトイレのドア

トイレのドアの部分はもともと右の脱衣かごの棚があったので、床の色が違うのがおわかりでしょうか…

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増設されたトイレ。元々あったトイレよりこちらがお薦め

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脱衣かごと浴室の扉。私の荷物はシカトしてください

トイレが増設されたのと同時に黒い丸イスに変わりました。

以前は昭和の喫茶店のカウンターなどにもありそうな1本脚の回るイスだったのですが、古くて重かったのか変わってしまいましたね。

ちなみに男性の脱衣所は棚がドアの真横にあるらしく、位置が違うようです。

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洗面台の位置は男女が対称になっているそうです

昔の脱衣所らしく、男女の壁の上が空いています。会話も全部聞こえる。

見てわかる通りこちらの温泉はドライヤーがついていないので、我が家は夫が使ったドライヤーをこの棚の上に置いて受け渡しをしています。

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壁に貼ってある温泉分析書

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同じく温泉分析書別表

一応飲泉できるみたいなんですが、温泉の湧出口が浴槽内で中ぐらいの高さ(外に出てない)なので…

飲む方はご了承の上、浴槽のお湯をどうぞ。

で、こちらの温泉は源泉かけ流しなのですが源泉が47.6度(気温2度の時)。

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この時点で外気温は-7度ぐらいだったはず

…ガチですね。

ちなみに夏だともう少し温度高いです。

熱いお風呂が好きな人なら大好物ですし、無理な人は前述の「小清水温泉ふれあいセンター」をお薦めします。

(浴槽に水を入れて温度を下げることはお薦めしません。ほぼ下がりませんから)

 

さてようやくお風呂です。

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浴室入口を開けて左右から見た浴室

洗い場はこの4席のみ。

浴槽は女性なら4人入ればいっぱいですね。

備え付けは石鹸のみでその他はありません。

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お湯の色はモール系にありがちな茶褐色

もちろん蛇口から出るのは普通のお湯ですが、浴槽側の洗い場で浴槽の温泉をザバザバ使うのがスタンダード。

もちろん熱いので最初はかなり肌がビリビリします。

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浴槽側から見るとこんな感じ

慣れると浴槽に平気で浸かれますが、それでも100数えたらもうかなり熱い。

私の場合3分以上浸かったら、水シャワー浴びないとぐったり。

30分おきぐらいに大きな音とともに温泉が大量に流出され(その時以外も少しずつずっと放出されています)、そのとき表面に白い泡がたくさん出ます。

石鹸などから生じた汚れの泡じゃないのでご安心を。

泉質はとても肌にしっとりなじむ良い温泉ですが熱さでそれを体感する余裕はあまりないかも(笑)

夫曰く「手足の指先から体内の疲れがブァーっと出ていき熱いのに爽快感もある温泉」らしいです。

…わかる人だけわかっていただければ…

ちなみに夫が常連さんから聞いた話では、昔は今以上に色が濃くて温度も高かったけど年々色が薄くなってきているそうです。

そして昔は民宿もやっていたから朝から開けていたそうですが、お客様の一人がヒートショックで亡くなってしまい、朝営業を辞めて13時からの営業になったとのこと。

かけ流しのメリットデメリットというのは必ずありますね…

自然相手ですからね、品質保持も経営もとても難しいことだと思います。

私たちができることは失いたくないのでこれからも通うということだけ。

まん防の今ですから、地元の常連さんの迷惑にならない時間帯にコソっと来ます。

 

夜も21時まで営業しているので気になった方はぜひ。

追記しておきたいのは脱衣所が夏は暑く冬は寒い(扇風機もストーブもありません)。

床も冷たいので足の冷えが気になる人はスリッパを持参した方がベター。

夏の暑い時期は風通しのため脱衣所のドアを少し開ける常連さんが多いです。

脱衣所の窓がほぼ開かないので仕方ないのかもしれません(浴室は女性が奥だから男性は入ってこないと思って開けちゃうんだろうな)。

飲料水や水飲み専用蛇口はありません。洗面台にコップはあります。

貴重品ロッカーなどもないので貴重品の管理は慎重に。

 

早くコロナがおちついて、こういう地元の常連が支えている古き良き温泉がこれからも存続していけますように。

 

 

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