この日のお宿は登別カルルス温泉の鈴木旅館さんです。
道内では有名な老舗の温泉ですからご存知の方も多いのでは。
ちなみに我が家は2度目の宿泊です。
こちらの温泉は交通機関で来ることもできるみたいですが、あまり本数が多くないのでやっぱり自家用車の方が多いですね。
玄関の入口には多くの保護猫さんがいらっしゃいます。
フロント内にはケージに飼われている猫さんが2匹いて、保護猫さんとは別のようです。
お話を聞くとある日天井から落ちてきたとのこと。
保護猫のどれか1匹が天井裏に潜り込み出産したようですがその後母猫は餌を求めて玄関前に戻ってしまったようで(餌をもらえるのは玄関前だけだからね…)。
赤ちゃん猫は母を求めてフラフラしていたら天井から落ちてしまったようでした。
保護猫たちと会わせてもどちらも関心を示さなかったようで、旅館で飼い猫にすることにしたそうです。
そちらは家族の一員ということで画像とってませんが、見たい方はぜひ旅館まで。
フロントでチェックインを済ませたらスタッフの方に荷物を持ってもらい(この手の宿ではめずらしい…)お部屋へ。
この昔の旅館って感じが懐かしいですね。
今回は1階の一番奥です。
これでいいんですよ、温泉宿の部屋というのは。
Wi-Fi使えるので夫はTVにファイヤースティック入れてました、ちゃんと入ります。
テレビ自体はちょっと小さかったけど問題なしです。
さて休憩したら夕食前に一度お風呂に向かいます。
お風呂は2階から行くのですがなかなかの魔改造(増築)です…
この状態から改築・増築が繰り返されているようです。
昔使われていたけど今はふさいでいるスペースもあるので、本当はすごく広いんですよね。
さて温泉入りますよ。
ちなみに脱衣所横のトイレは簡易水洗なので気になる人は部屋近くのおトイレへ。
大浴場入口横に木枕があるのですが、それに頭を乗せ横になりお湯をかけながら入る湯治の入浴法があったそうです。
夫曰く男風呂でやっている人もいるそうで、湯治の効果は高いようですね~
こちらの温泉は洗い場以外の床が木なんですよね。滑りにくくて良いです。
横になるためなのかな?
シャワーヘッドの右ちょっと上にお湯が出てくる口が見えるので、昔は打たせ湯だったんだと思われます。
体を洗ったら浴槽へ。熱さによって3つの浴槽に分かれています。
福の湯は源泉+湧水10~30%で温度調節しているようです。
こちらは深さが2段階なのでお子様を連れている方向きですね。
もちろんぬるめを長く入りたい人にもおすすめです。
泉の湯は源泉+湧水5~20%で温度調節しているとのこと。
玉の湯は源泉100%だそうですが、別紙で源泉は70度前後と書かれているので湧水か外気を利用して温度調節しているのでしょうね。
私はほとんど玉の湯にお邪魔しておりました。
熱いのが好きというわけではなく温泉の濃度が高い方を味わいたいので(笑)
さてひとっぷろ味わったらお食事の時間です。
夕食は食堂で準備が出来たら部屋の内線にて連絡してもらえます。
やっぱりごはんはおひつが良いですね。
美味しくておかわりしてしまいましたよ。
おかずの量も多すぎず満腹でございます。
食堂では一人で食事をとられている男女のお客様が結構いて、湯治宿ということを実感しました。
(ちなみに湯治宿ですが宿泊客が使えるキッチンなどはないんですよね)
あと全然関係ないんですが、この食堂で夫の元同僚&ご家族と鉢合わせました。
なんて世間は狭いんだ…というか、やっぱり転勤族って顔広いな。
(実はこういうことが結構ある。夫が会った人の顔を忘れない人というのもあるけど)
ご飯は大満足、部屋に戻ったらお布団が敷かれていました。
一杯飲んでくつろいだらまた寝る前にお風呂に入ります。
その時思ったのですが、今まで訪れたお宿の中には夜になると節電のため廊下も大浴場も消灯してしまう(使う人が点ける)ところが結構あったのですが、こちらは夜間でもトイレ・お風呂までの道のりにはちゃんと照明がついていました。
もちろんビカビカに明るい照明ではありませんでしたが。
古い建物だと段差も多いしトイレも部屋についていませんから、やっぱりトイレやお風呂までは照明がついていてほしいですね。
今回足の指をケガして心底実感しました…orz
世の中に無駄を抑える・節電を重視するという流れがあるので難しいところだとは思いますが。
翌朝も朝風呂と美味しい朝食を戴きましたよ。
お腹いっぱい~苦しい~とのたうち回り、荷物をまとめてからチェックアウト。
この日の朝になってようやく雪が止み、青空の下で建物の写真(一番最初に掲載した画像ね)が撮れました…
ホントこの年末年始は雪が多かったですね。太平洋側は雪が少ないはずなのに…
これからまた次の温泉に向かうのですが、降ったり止んだりがずっと続きました。
というわけで続きはまた次回。
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