札幌を出てスマホスタンプラリーをやりながら向かったのは道南の厚沢部町。
この日の宿は「俄虫(がむし)温泉旅館」です。
私は初訪問ですが夫は昔職場の慰安旅行で訪れたことがあったとのこと。
ただその時あまりいい思い出がなくて再訪する気にならなかったと話していました。
(宿自体にいい思い出がないわけじゃなく、そこで起きた出来事が…という話)
もう25年ほど前の話、思い出の上書きをしようということで今回やってきました。
フロントでチェックインをした後お部屋に向かいます。
エアコンと灯油のファンヒーターがついているのが嬉しいですね。
そして何よりうれしいのが服をかけるスペースが広い!
湯治宿でもあるせいか、洗濯機があり洗濯物を干せるのはとても助かります。
(今回長旅なので洗濯必須だったのです)
もちろん乾燥機もありますが、部屋の乾燥が気になるし少額とはいえお金もかかるので部屋干しできればそれに越したことはありませんから。
夫はテレビが小さいのが惜しいとのことでした。
部屋にトイレ・洗面台はついていないので気にする方は要注意です。
あと公式HPに「冷蔵庫に瓶ビール2本用意しております」と書かれていましたが、空でしたorz
さて荷物の整理をしたら夕食前にひとっ風呂入ります。
休憩スペース・岩盤浴場の前を通り大浴場へ向かいます。
無料開放なんですけどね、入浴着や大判バスタオルはレンタル(有料)が必要です。
教えてくれれば持って行ったのに…orz
しかもこの岩盤浴、男女入口が分かれていますが
浴場に入ると一緒…休憩所が分かれているだけですね。
これって防犯上大丈夫??…まぁ深いことにはこだわらないことにしておきます。
※こちらの温泉は家族風呂が3つほどあり、そこの洗面台には無料のドライヤーがあるので宿泊客はそちらのドライヤーを使ってください、と案内されました。
大浴場ではふさがっている洗い場が結構あって、メンテの都合でふさいでしまったのかな~と予想しました。
こちらの温泉は源泉の温度が低いため加温しています。
それだけでも結構お金かかりますからね。
そして大浴場右奥に露天風呂への入口があり、外には露天風呂とサウナ&水風呂があります。
露天風呂&サウナまでの数歩の路面が氷でトゲトゲしていて痛いー
そして露天風呂の温度が低い!肩まで浸かっていても冬だと寒い!
サウナの後に水風呂じゃなくて露天風呂入るぐらいが丁度良いかも。
ちなみに水風呂は地面に普通のバスタブが埋まっている感じの一人用です(笑)
サウナは外に2つスイッチ(照明とサウナ自体?)があって、切ってありました。
使う時に入れ、出るときに切るようです。
私が入ったときは室温が105度ぐらいだったのですが男性の方は70度ぐらいしかなかったらしく、夫は上段で体育座りしながら暖まるのを待ったそうです。
これ、どうしておくのが正しかったんだろう…
とりあえず体を温め、一休みしたら夕食に向かいます。
この日夕食を戴いたのは私たちを含め4人(男性3・女性私のみ)だったようでした。
ごはんは入口横の炊飯器からセルフでよそう形式で、炊飯器開けたらホント4膳分ぐらいしかご飯が入ってない…
これだけおいしそうなおかずがあるんだから、男性なら普通のお茶碗一膳分じゃ少ないのでは?
しかも従業員さん誰もいないし。
実際美味しかったし私はお腹いっぱいになったので文句はないけど、なんだか色々ちょっとなあ…という感想が出ますね。
22時ごろ、また大浴場へ向かいます。
施設内が広いので結構渡り廊下が長いのですが節電のためか全体的に暗い。
浴場も照明が消えていて、使う人が使う時に照明をつける流れ。
そしてジャグジーも止まっていました。
夜間ずっとお風呂に入れるようにするより朝風呂まで閉めた方が良いのでは…?
翌朝は朝風呂を堪能してから朝食です。
朝食はこういうのがいいですね。これで十分なんですよ。
ごちそうさまでした!
部屋で一休み&洗濯物を畳み、荷物の整理をしたらチェックアウト。
夫の思い出は上書きできたのかな…
ここの近くに五厘沢温泉という温泉(ただしラブホ)があり、そこは湯温も高温で源泉かけ流しで夫のお気に入りでした。
…が、数年前に閉業してしまったんですよね。
俄虫温泉が新たなお気に入りになれば、と思っていたのですが難しそうだなぁ orz
温泉自体は決して悪くないのだけど。
気を取り直して次の温泉へと向かいます。
続きはまた次回。
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