帰省したのは夫の実家に行き、義父の通院に付き添うためです。
病院に義父の実姉(夫の伯母)が駆けつけてくれて少し2人で話をしました。
伯母の旦那さん(夫の伯父)は今年の年明けに亡くなっているのですが、その1年半ほど前に癌が発覚し(←ここまでは知っていた)その時点で余命宣告されていたそうです。
医師と本人を含めた家族で話し合い緩和ケアではなく治療することを選択し、入退院を繰り返したあと亡くなった、とのことでした。
その亡くなるまでの1年半
「苦しそうなお父さん(伯父さん)を見ることは確かに辛かった。
でも、私に対してものすごい形相で暴言を吐く。
元々昔の人だから口は良くなかったけど、それ以上の言葉で。
やせ細った腕とは思えないぐらいの暴力を振るう。
物も投げてくるから怖いし家の中も傷が増える。
遠方から様子を見に来てくれた娘(夫の従姉)はそんな父を怒鳴り散らす。
同居している息子(夫の従兄)は『もう母さんも構うな』と言って部屋にこもる。
(伯父さんが治療を始めてから息子の奥さんと娘さんは出て行ってしまいました)
私は荒んでいくお父さんや家を見るのもとても辛くてね。
ただただ『私は地蔵』と自分に言い聞かせるしかなかった。
だから息を引き取ったとき悲しみはもちろんあったけど、『やり切った』という安心感もあったのが正直なところなの。」
以前とあるネットの記事で
「闘病中に周囲に暴力的になったり、認知症で記憶がなくなったりするのは、その人の他界後に周囲の喪失感が強くなり過ぎないようにするためなのでは。
いい人のままで亡くなると喪失感から後を追う人も出るかもしれないから、愛する人のためにその人の悪い部分が解放されるんじゃないだろうか」
という内容の推察(というか願望?)を読んだことがありまして。
それが正しいかどうかは別として、考え方としてはアリだなと思っていました。
上記の伯父とほぼ変わらない時期に私の叔父も癌で他界していて、まさに同じような現象が起きていたのです。
(私の従弟妹は独身ですがね…orz)
闘病なんて精神的に荒むのが当然で、何処でも同じなのかもしれません。
でも何十年も連れ添った人の荒んだ姿なんてできれば見たくなかっただろうなぁ。
もし夫が闘病することになり毎日怒鳴られ続けるとしたら…
介護はもちろんするけど、何年も何十年も地蔵でい続けられる自信は今のところない。
私は伯母の話を聞きながらただ相槌を打つことしかできませんでした。
伯母は続けて「今日は『いい夫婦の日』でしょう?
ここに来てあの二人(義父母)が仲よさそうにしてるのを見てとても安心したの。
〇〇くん(夫)も一人じゃなくて、あなたと一緒に来てて。平日なのにね。
みんないい夫婦でしょ。本当に良かった、って嬉しかったの。」
と笑顔で言ってくれて、何とも言えない気持ちになりました。
私がついて行けたのはたまたまその週仕事がなかったから、だけだったんだけど。
思えば義母もいつも「来てくれてありがとう」と言ってくれる。
私は義実家に行っても特に何もしないのだけど、それを言っても「もうこの年になるとね、〇〇(夫)と一緒に来てくれるだけでも安心するから」と返してくれる。
いい夫婦って色々考えさせられるなぁと、いまだに思います。
私たちはまだまだ夫婦としては短く浅い。これからも酸いも甘いも含め、末永く「夫婦」を学んでいきたいです。
帰省の話が長くなりましたが、復路はスタンプラリーしながら帰りました。
まずは音更町の「柳月スイートピアガーデン」
店内は閉店前だからか品出しの最中&イートインコーナーは見学の後なのかお客様で満席でした。
そこで買ってきたのはコレ
三方六の端っこ。
私が以前ここに来たときはコレって開店前に並んで買う代物で、大袋で売っていたような気がするけど今は小さくなったんですね。
(大)もあるようですが、閉店30分前じゃこのサイズしかありませんでしたよ。
自宅用のお土産を購入し、毎度おなじみのインデアンへ。
17時過ぎに入店、さすがにお客様はチラホラ。
テーブル席は全部空いていたので有難く座らせてもらいます。
この連休は野菜不足だったので野菜ルーにしてハンバーグ&チキンをトッピングします。もちろん辛さは普通です。
夫はインデアンルーでチキン&チーズをトッピング×中辛。
相変わらず美味しいです。十勝の定番。
とっとと平らげてお会計に向かうと既に満席で外に待っているお客様がいました…
やっぱり連休は食事作るの面倒ですよね。
私だって帯広・音更に住んでいたら鍋持って買いに来たいぐらいです。
最後に本別町のキャラクター「元気くん」がお出迎えしてくれる道の駅「ステラ★ほんべつ」。
道の駅の中も見たかったのですが、閉館後で何も見られませんでした。
スタンプラリーとトイレのみ利用です。
友人の地元でもあるし、次に来るときはちゃんと見たいな。
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